ちょんな
「ちょんな」とは、木を削る大工道具として
古くから使われている手斧の事です。


<平成20年2月>

 この前年が明けたと思ったらあっという間にもう2月。月日が経つのは本当に早いものですね。

 さてもうすぐ春ですが、3月には僕の大好きな高校野球、春の甲子園大会が開幕します。先日出場校が発表され、わが静岡県からは昨年の春・夏に続く3期連続で、常葉学園菊川高校が選出されました。兄弟校の常葉学園橘高校も昨秋の東海大会でベスト4に入っていたため、ダブル出場が期待されましたが、準決勝でのコールド負け(相手は常葉菊川)が響き、残念ながら選考から漏れてしまいました。

 今回、常葉学園菊川高校は前年度優勝校として2連覇を狙います。なおかつ、下馬評では優勝候補筆頭の呼び声が高いのです。それもそのはず、年間4回ある高校野球の全国大会(春の甲子園、夏の甲子園、国体、明治神宮大会)において、一昨年の明治神宮大会からベスト4、優勝、ベスト4、ベスト4と続いて、新チームになってから最初の全国大会だった昨秋の明治神宮大会では、東洋大姫路、明徳義塾、横浜高校という名だたる名門校を破って優勝しているのです。

 僕が生まれてからの約45年間、静岡の高校野球チームが、結果として優勝や上位進出することはあっても、戦前の優勝候補筆頭に名を連ねるようなことはありませんでした。

 僕も昨秋、新チームになってからの試合を、静岡草薙球場や神宮球場へ足を運んで何試合か観戦しました。常葉菊川野球といえばバントをやらない積極野球が有名ですが、実際の試合を観て何よりおどろかされたのは走塁です。象徴的だったのは明治神宮大会の東洋大姫路戦。三塁ランナーにいたエースピッチャー戸狩君が、次打者が打った深いショートフライで、何とタッチアップして生還してしまったのです。「スキあらば次の塁を奪おう」という研ぎ澄まされた集中力と積極的な姿勢があらわれたシーンでした。これを明治神宮大会という全国大会で、しかも関西チャンピオンの強豪東洋大姫路を相手にやってしまったところに、凄みさえ感じました。
 走塁以外でも、1番から9番までホームランが打てるプロのような強力打線や固い守備力を備え、そしてエース戸狩君は甲子園での登板経験も豊富で、プロのスカウトも注目する好投手です。本当に楽しみなチームです。

 心配なのは、慢心と「優勝候補筆頭」「二連覇」と騒がれることのプレッシャーですが、今年の常葉菊川高校ならはねのけてくれる様な気がします。

 3月22日(土)の開会式には「前年度優勝校 静岡県代表 常葉学園菊川高校」のアナウンスと共に全国36代表の一番最初に行進してきます。今からワクワクしています。

 ぜひ今年は、高校野球に“大注目”することをお勧めします。

<H.I> 

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