ちょんな
「ちょんな」とは、木を削る大工道具として
古くから使われている手斧の事です。


<平成21年11月>

花 火
 先日、湖西市新所原にある三遠煙火(株)様を企業訪問し、「花火」の歴史から種類等を教えて頂き、製作現場も見せて頂きました。私達に感動を与えてくれる「花火」が、花火師の皆さんが全て手作りで、夜空に輝く大輪の花火になることを知りました。少々季節はずれかもしれませんが「花火」の話をしてみたいと思います。

 花火の歴史は紀元前3世紀中国で爆竹が使用されたのが起源だという説もあるが、最初期の花火は6世紀、中国で火薬が使われるようになるのとほぼ同時期に作られ始めたと考えられている。
 日本で「花火」が製造されるようになったのは16世紀の鉄砲伝来以降です。
 「花火」は火薬と金属の粉末を混ぜて包んだものに火をつけ燃焼、破裂時の音や花火の色、形状などを鑑賞するものです。
 「花火」に色をつけるには金属の炎色反応を利用しており、混ぜ合わせる金属の種類によってさまざまな色合いの花火を出すことが出来、リチュウム、ナトリュウム、カリュウム、ストロンチュウム、バリュウム、銅、ホウソ、リン等を組み合わせます。

 打ち上げ花火は、「玉」と呼ばれる紙製の球体に「星」と呼ばれる火薬の玉を詰めて打ち揚げる花火です。打ち揚げにも火薬を用い、打ち揚げと同時に導火線に点火され、所定の高さに到着すると導火線が燃え尽きて「玉」内部の割火薬に点火されて「玉」が破裂し、「星」が飛散します。この時「星」には光の尾を引きながら燃焼するもの、落下途中で破裂するもの、色が変化するもの等さまざまなタイプがあります。「玉」の内部に「星」を均一に詰めることが重要であるが、詳細な技術は花火師の秘伝とされる。

*仕掛け花火
 枠仕掛 網仕掛(ナイヤガラ)、スターマイン、立体仕掛、車花火、流星(ロケット)、ケーブル花火、海上自爆 等

*伝統花火
 松下流網火(茨城伊那)
 高岡流網火(茨城つくばみらい市)
 秩父流盛花火((埼玉秩父)
 三河手筒花火(愛知、豊橋、東三河)
 手力雄煙火(岐阜長森)
 流 星(滋賀米原、近江他)
 篠田の花火(滋賀近江八幡)
 成羽愛宕神社奉納花火(岡崎成羽)

*日本三大花火大会
 全国花火競技大会(秋田県大仙市、旧大曲市)
 土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)
 長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)

*号数による開花時の高さと開花の半径



玉の直径cm
玉の重量s
揚げ薬量g
玉の高度m
3号玉 8.5 0.2 22 120
5号玉 14.2 1.3 75 190
10号玉 29.5 8.5 450 330
20号玉 58.5 70.0 3500 490
30号玉 84.5 280.0 15000 600

*花火の値段
 <一般的な打ち上げ花火の一発当り相場>
   3号玉   3400円
   5号玉    1万円
  10号玉    6万円
  20号玉   55万円

 三遠煙火の小口昭三会長様は昭和42年に「マジック牡丹」を誕生され、当時の最高賞である通産大臣賞を受賞されました。
 発明家の歴史は1人の天才の気づきによるものが多いです。それを見極め「これは使える」と考えるか「これは失敗だ」と思うか、物の見方や考え方で歴史的発明物が生まれることがよくあります。この「マジック牡丹」も、一つのアクシデントから生まれたようです。
 三遠煙火様の「花火」は、火薬の調合から「玉」も全てを自社で製造され、安全には十二分に気を配られているようです。
 我々浜松建設業会の会員も安全には十二分に気をつけておりますが、どんな仕事も安全第一でなければいけませんね。

 <参考 フリー百科事典>

<K.N>

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