建築委員会

第20回 高校生現場見学会
 令和元年6月14日(金)、浜松工業高校建築科の2年生41名(男子23名、女子18名)と教師2名が参加し現場見学会を行いました。
 今年は「船越小学校改築工事」で、校舎棟と体育館を見学しました。

<工事概要>
工 事 名 平成30年度 浜松市立船越小学校改築工事 (建築工事)
発 注 者 浜松市長 鈴木康友 様
建物概要
(校舎棟) 施工:林工組・小笠原マルfJV
RC造 5階建て
延べ面積 4,631.4平方メートル
(体育館棟) 施工:林工組
RC+S造 2階建て
延べ面積 971.8平方メートル

杉浦委員長の挨拶
杉浦委員長より挨拶

 浜松建設業協会の杉浦建築委員長の挨拶、本日お見え頂いた浜松市役所の宮本公共建築課長の現在の公共工事のありかたについてのお話のあと、現場の内山所長から工事概要等の説明を受けてから、2班に分かれて現場見学を行いました。

宮本公共建築課長 内山所長
市役所 宮本公共建築課長よりお話 内山所長より工事概要の説明
現場見学-1

 雨の合間の特別暑くないこともあり、一緒に回っている建築委員会のメンバーや現場のスタッフに多くの質問をし、その解答について生徒同士で意見を交わしていました。

現場見学-2 現場見学-3
 質疑応答の時間では、現場で見たり聞いたりした事について疑問に思ったことや、女子生徒が多いこともあるのでしょうが、女性の視点からの質問もありました。昨年に比べると質問の数は若干少なかったですが、細かな点や専門的は質問が多かったこと、さらには現場で働くために「どのような人が必要とされますか」とか「どのような資格が必要ですか」といった質問があったことは驚きでもあり嬉しい事でした。
 また、質問の内容によっては発注者の立場から宮本課長にも回答していただくなど、生徒達には有意義な時間となったように思います。
 質疑応答の終りに、例年の「将来、建設の施工現場で働きたいと考えている人は手を挙げて下さい」という建設業協会からの質問には70%程度の生徒の手が挙がりました。ここ数年に比べると少ない人数でしたが、これは今回建築委員会のメンバーそれぞれから「現場施工」の道に進んでほしいという熱い思いを伝えたこともあり、生徒一人ひとりが真剣に考えた結果だったと思います。
 最後に、参加いただいた生徒達、ご協力いただいた関係各位の皆様方に感謝いたします。

見学会終了後に生徒さんからいただいた感想文を紹介します。
 私事ですが、建築科に入ってから今まで、将来は設計やインテリアコーディネーターなど、どちらかと言うとデザインの道に進もうと考えていましたし、長期間であることや重労働、男の人だけというイメージがどうしても大きい現場でのお仕事は、あまり気持ちが乗らず考えていませんでした。ですが、今回小学校という大きい建物の現場を見学させていただき、1つの会社、1人の仕事ではなく複数の様々な種類の会社、たくさんの人が協力して成り立つ仕事だと、とても感じました。そして特にこの校舎を使う方々、工事中の近隣の方々、一緒に作業を行う方々への配慮、思いやりが本当に感動しました。
 本当に質問がたくさん出てきてその時々に聞けたので良かったです。そして自分達はまだまだ未知な部分が多いのだなと感じました。最後におっしゃっていた「気遣い」というのも見学から帰ってきたときに冷たいおしぼりをいただいた時は本当にすごいなと思いました。上に上がったときも下に下がってきたときもみなさんがすごく周りを見ていて、常に動いていたので、今後の自分も周りをよく見て、自分の作業はすたすたできるようにしたいなと思いました。
 規模がとても大きくて、自分の背丈より高い物を人の手で組み立てていくところに興味が湧きました。今は図面を見ることの方が多く、実際に現場に行ってどこがどうなっているのかということを見ることができないので、この貴重な機会にしっかりと見られて良かったです。また図面上では分からなかった所や見えない様な部分まで、本物として見られたのでとてもおもしろかったです。大人になって建築の仕事をしていたいなと思いました。
 とても興味を持ちました。「あれはなんだろう」「これはどうなっているんだろう」を次々に質問が出てきました。友達と話し合ったり、たくさん考えることができました。こうやって学校が造られているんだなと興味深くなりました。授業で習ったところが自分で分かるととても嬉しかったです。また、現場の方々の優しい雰囲気が印象的でした。現場は男の人がたくさんいて怖いのかな、と思っていたイメージがあったので、思っていたものとは全然違い、安心感がありました。たくさんの企業の方々が来ていたのに、関係性がよくて、いいなぁと純粋に思いました。私も地元企業に就職したいと思いました。
 私はまだ全然進路が決まっておらず、ずっと悩んでいました。建築以外の道に進もうかなとも思っていました。しかし、実際に見学してみて、私達が使っている教室や、校舎はこのようにたくさんの人の手によって造られていることが改めてよく分かりました。そして、とても興味を持ちました。このように思えたのは今回私達のためにお時間をとっていただいたおかげです。本当にありがとうございました。とても貴重な体験をすることができました。実際に現場で働いている方に質問したり、説明していただいたりしたことで、理解が深まり、もし働くことになったらとても良い環境で働けるのだろうなと思いました。今回学んだことをしっかり覚えておき、これから授業でもっとたくさんの知識を身につけ、将来に活かしていきたいです。本当にありがとうございました。
 私は今回、現場見学に行くまで、過酷なイメージを持っていました。たしかに大変なことばかりだと思いますが、かっこいいと思いました。道具を駆使して作業する姿や熱意を感じたからです。
 この建物が完成し地図にのり、何十年も残る建物をつくったこの達成感が計り知れないと思いました。私はずっと設計に興味を持っていましたが気持ちが揺らいでいます。
 現場の魅力を改めて感じることができました。
 私は将来、建築に関わる仕事に就くのなら断然、現場で働きたいと思っています。デスクワークでは感じられない達成感だったり充実感だったりを現場では感じることができるのではないかなと思っています。今回、現場見学を通じてよりこの気持ちが強くなりました。
 貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
 普段、仮囲いの中に入ることも、足場に登ることも、学校の建設途中を見ることもないのでとても貴重な現場見学となりました。大きな建物の工事ということで1日40〜50人もの人が働く現場で事故やケガ0を目指すだけでなく、実行・継続していることは本当に素晴らしいことだと思います。また、外での作業のため、悪天候でも休めないというのはとても大変だということを体験できました。多くの人が携わることで完成する分、達成感も大きいと思いました。建築の現場では挨拶やコミュニケーションだけでなく気遣いも大切だと知ることができました。私も日常から凡事徹底、気配りができるよう視野を広げていきたいです。
 今回、船越小学校の新校舎の工事を見学して思ったことは現場の人々がコミュニケーションをしっかりとっていてとても楽しそうな職場だなと思いました。
 小学校の新校舎ということで一般住宅とは比べものにならない大きさで作業をしている人も多く工事期間も長く、多くの時間、労働力を使って小学校ができているんだなと思いました。授業で鉄筋コンクリート構造についてやっているけれど実物を見たことがなく想像がうまくできなったけど今回実物を見ることができ授業で教わったことの理解がより深まったと思います。
 *生徒全員から感想を頂戴しましたが、その中から抜粋して掲載させていただきました。