コラム「ちょんな」

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ちょんな 浜松建設業協会の総務・情報委員会メンバーによるコラムです。

最新号 2024年5月

リニア静岡問題

 川勝前知事の辞任発言に伴い、「静岡リニア問題」が、再注目され始めました。
 JR東海丹羽社長の、正式にリニア延期発言も相まって、日本全国に反響が及びました。
 特に、リニア延期と、知事辞任が、ほぼ同時期に重なり、波紋が広がりました。 これにより、静岡県がリニア工事を止めていたという認識が、全国に波及しました。

 連日TVで、知事問題とリニア問題がリンクして放映され、国民の関心事の度合いも、良くも悪くも、かなり高くなりました。 静岡県にとっては、当事者として、日本全国から注目の的になりました。 静岡県は、東海道新幹線の停車駅は、沿線上では1番多い県になります。 結果、「ひかり」の一部と、「こだま」のみが停車して、「のぞみ」は一切止まりません。 その点においては、他の自治体より恩恵に恵まれていませんが、近年の新幹線車両の進化や、軌道整備の強化、施設の改修等により、以前より利用しやすく、早く目的地に到着でいるようになりましたが、皆さんも経験がある様に、駅での通過待ちが、以前より多くなったような感じがします。 が、いずれにしても、便利になったのは事実です。

 近年「南海トラフ地震」が予想される現在、改めて東西交通の主軸の新幹線について、考えなければならないと思います。 今年になり、日本や日本付近において、マグニチュード6.0以上の地震が、3箇所(石川・愛媛・台湾)も発生しており、何か日本地下内部で、進行している気がします。 静岡県は、東京・名古屋・大阪を結ぶ、日本でも重要な地点になります。 この点を考慮しても、第2の新幹線「リニア」の重要性が、再認識されると思います。 大井川の渇水問題の解決策は、かなり進捗したと見受けられますが、依然としてかなりの協議を要する案件が存在しますが、関係者でより良い解決策を見出して、静岡県一体で、進行することを願います。 多分、GW明けの選挙公示は、全国的にも注目の選挙になると思います。 自分個人としては、早くリニアに乗ってみたいです。 日本人の英知と、技術の結晶を世界に知らしめてほしいです。 この超電導の技術は、是非とも世に出してもらいたいです。

<I.N>