2007年2月
早いもので、私が建設業界に転職して丸10年を迎えようとしています。
前職の人達とも未だに交流もありますが、口を揃えて「良い時期に辞めたよ〜、今大変なんだぜ・・・」と言われてしまう。「そうなんですか〜?ご苦労様です。」とは返事をするけども、建設業界の方がもっと大変だい!と言いたくなります。
此処10年で、建設業界の取り巻く環境も目まぐるしく変化して、受注量の激減やIT化が進み経営が圧迫され続けているような気がしますね。
本来、IT化って言うのは事務の効率化・簡素化が目的で経費削減に一役買っていくものだと思っていましたが、電子納品とかでは逆に事務量が増えてしまっていますよね。
それに、電子納品に対する基本ソフト購入が我社のような零細企業には、重く圧し掛かかります。
入社当時、IT化に無縁だった我社には、良く色んなソフト屋さんが来て、色んな種類のソフトを売り込みに来たものでした。
見積ソフト・現場管理ソフト・会計系ソフトとかは、「へぇ〜」と思って聞いていましたが、ソフトの値段を聞いてビックリ・・・「欲しいけど買えないですねぇ・・・」と言うような金額提示の物が多かったですね。
そこで、そんな金額出せないから、エクセルシート使えば何とかなるんじゃない?と思い「自分で作っちゃえ〜」と安易な考えでやり始めたのが、現場の計算シートと原価管理シートの作成。
算数が苦手な私は、計算式から再勉強する羽目になったけど、これが作り始めると意外と面白く、エクセルだけでは物足りずアクセスにまで手を出す始末で、仕事を終えてからパソコンに向かいっぱなしの日々でした。
経費削減と事務の効率化・・・一体となるべきだけど市販を買うと経費が掛かる。晩酌片手に自社に合ったエクセルシートを作るのも面白いものです。
とは言いつつ最近は、一通りのシートも作り終わってすることも無く、ブログに興じてますが・・・