コラム「ちょんな」

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ちょんな 浜松建設業協会の総務・情報委員会メンバーによるコラムです。

2007年11月

 最近の話題では ボクシングのタイトルマッチで日本人同士、しかもあの亀田兄弟とあってファンならずとも かなりの注目を集める試合になりました。

 私もその一人で試合前から、いろんなメディアでさまざまな評論を聞き楽しみにしておりました。以前から亀田親子に関しては関心がありあのインパクトのあるパフォーマンスや、現在になるまでの道のり、父親がトレイナーで厳しい練習にたえ なりより圧倒的に強く、毎回注目を集めては絶対に勝つところなどまさに有言実行、それなりのファンも多かったとおもいます。その一方、あのパフォーマンスに納得いかず、批判の声も絶えず どちらにしろ  メディアにとっては格好のまと、注目度においては絶対にはずさない存在だったと思います。

 結果は、皆さんご存知のとおりでなかなか良い試合が 最後の反則により またもや違う意味で注目を集め、さらには試合の内容よりも反則行為の連続やなぜそんなボクサーになってしまったのか・・・こぞって評論家がいろいろな意見を言い合っておりますが、出てくる言葉はたいてい「以前から良くないだの」「いつかやると思っていた」でした。反則をしてしまったのはよくないルール違反だと思いますが、あの最後にきてあの反則は ある意味では いままで周囲の人があのようなパフォーマンスを喜んだり取り上げたりしたからではないかと思いました。ただでは負けられない何かしなくては・・・ある評論家は「亀田親子を育てたのはメデイアだ」と言う人もいましたが。

 出る杭は 打たれる とよく言われますが、伸ばしかたや叩きかたも考えたほうがいいのでは・・・。

 最後の謝罪記者会見では、亀田選手が父親のことを「世間にどんな批判を浴びても 親父は親父だから」と 父親に対する想いを伝えていました。出来ればいずれ成長する自分の息子にも同じこと言ってもらえたら 幸せだと思いました。

<A.T.>