コラム「ちょんな」

　年々夏の暑さが増してくる近年です。
今年も大変暑い日が続きました。また、台風襲来、大雨、地震により各地で大きな被害が発生しております。
一日も早く復旧され、正常な生活ができるようになることを願っています。
『暑さ寒さも彼岸まで』といいます。10月に入り涼しくなってきた今日この頃の頃です。秋といえば「秋の七草」を思い浮かべる方も多いと思います。人は其々好みがあり好き嫌いがありますが、花や草花を観て好きな人はいても嫌いな人はあまりいないと思います。

　『秋の七草』といえば

を言いますが、七草は人日の節句（1月7日）の朝に七種の野草、あるいは野菜の入った粥（七草粥）を食べる風習の事。元々の「七草」は秋の七草を指し小正月1月１５日のものは「七種」と書く。この七種もななくさと読み、一般には七日正月のものを七草と書くなど現在では元々の意味が分からなくなり、風習だけが形式として残った。

これらの事から人日の風習と小正月の風習が混ざり1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。

『春の七種』

『夏の七種』

『冬の七種』
※冬至の七種（運が倍になるという意味で「ン」が2つつく食べ物）

　　◎各種の文献を参考にさせていただきました。