2023年11月
自分の言葉で伝える土木
今年度の土木学会会長には大成建設会長の田中茂義氏が就任、同時に会長特別プロジェクトを立ち上げ、「土木の魅力向上特別委員会」が設置されています。
様々な媒体で「土木の魅力」の発信が始まっていて、どれも魅力的なコンテンツです。
こちらは、「土木の魅力向上特別委員会」のコンセプトムービー「自分の言葉で伝える土木」。ぜひご覧ください。
私たちは自分たちの業界の先行きをネガティブに語ることに慣れすぎていて、人材採用にマイナスに働いているな、と感じることが多いです。
「自分たちの仕事の困難さ・大変さ」を正しくお客様や地域社会に伝えることは、私たちの仕事の価値を認めていただくためにも大事ですが、トーンがネガティブである必要はまったくない。
「大変だけど、楽しく、やりがいがあって、責任に見合う報酬が約束され、将来は明るい」というメッセージをポジティブに伝える工夫が業界全体として必要だな、と思います。
同時に、シンプルに広報・広告予算をもっと増やすだけで、いろいろできることがありそうです。メッセージを広く世間に伝えるにはそれ相応のお金がかかる。仮に、売上げの0.5%でも広告に投資することが建設業界の当たり前になったら、相当世の中は変わる気がする。
大いに伸びしろがある「土木広報」から学んで、自社の取り組みに活かしていきたいと思っています。
<Y.S>