2022年10月
最近の大雨、暴風
『記録的大雨情報』『警戒レベル5の緊急安全確保』など10数年前まではなかったような言葉で台風や大雨の情報がテレビや新聞、インターネットで発せられるようになった気がします。台風本体の影響だけでなく、線状降水帯や離れたところでの大雨も見られます。
最近でも大雨をもたらした台風14号は、予報の強風域や雨雲レーダーではそれほど強力な雨や風が吹く強さではないのではおもわれましたが、実際には大雨が続き河川が氾濫するということで何十万人に避難指示がでたり、浜松市内のあちこちで道路が冠水し、がけ崩れや天竜では大規模な崩土と被害もありました。
実感としてもここ数年、短時間での雨量が多く、会社近くでも今までは排水できていた道路でも溢れてしまうことがありました。平成30年の台風の時は暴風雨により屋根瓦が飛散したり、カーポートの屋根が落ちたり、フェンスが曲がってしまったりで修繕の仕事依頼が相次ぎました。ベテランの瓦職人さんに聞いてもこんなにも工事依頼が一気に来たのははじめてだったそうです。全部の依頼が終了したのは1年ぐらいかかったような気がします。
災害に密接に関係している業界ではあるので気象予報などは一般の人の比べ敏感に情報を収集していると思います。しかし、最近は予想を上回る降水量や暴風が起こりうると考えさせられます。工事中はもちろん大雨や暴風に備え準備をしたり、警戒したりすると思います。今まで以上に備えが必要ですね。
<M.Y>
会社近くの土砂崩れ