コラム「ちょんな」

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ちょんな 浜松建設業協会の総務・情報委員会メンバーによるコラムです。

2021年5月

「骨盤を立てる」
 「骨盤を立てる」って聞いたことがありますか?
 最近ウオーキングを始めたのですが、指導員の方から「骨盤を立てることを意識しましょう。」と指導をされました。
 本人は胸を張って颯爽と歩いているつもりだったのですが、実際は骨盤が前傾し上半身がそっくり返っている状態だそうです。小学校以来、「気を付け!」と言われれば精一杯胸を張って反り腰にする(つまり骨盤を前傾させる)ことが最上級にいい姿勢だと思い込んでいた私にとっては、まず「骨盤を立てる」こと自体が謎の体勢。

姿勢

 早速指導員による指導が始まりました。
 骨盤を真直ぐに立てる、腰を反らさない、腹筋とおしりの筋肉に力を入れる、正面を見る、踵から着地する、そして頭を上に引っ張られているような感覚で歩く…。え?え?え?
 私の骨盤はいま寝てるのか立ってるのか、これで腹筋に力が入っているのか、骨盤と腹筋と臀筋に全神経を集中させてのウオーキング教室になりました。
 初めて指摘された骨盤の傾きでしたが、なるほど、意識してみると骨盤が前傾していたことがよくわかりました。
 骨盤が傾いていると腿がうまく上がらず、膝や腰にかかる負担が大きいため、ゆくゆくは膝・腰に痛みが出易くなるらしいのです。ウォーキング確かに、骨盤を前傾させたまま腿を上げた時と骨盤を立てて腿を上げた時では腿の上りが全然違う。
 開眼!なんだか軽やかになった気がする。
 「骨盤を立てる。」これまでの何十年、知らず知らずのうちに腿と腰に掛けてた負担を今後何十年かはかけずに済みそうです。
 折しも新緑まぶしい季節。骨盤を立て、明るい日差しの中、今日も散歩に出かけてきます。

< H.F >